さばみそたろうにっき

力が欲しいなら見なさい

ほうじ茶とチーズを同時に食むような彼の話

タイトルの彼とは、しーの生足日記という謎の日記を書いている友人、しーである。

彼は学校ではクラスこそ違えど休み時間には廊下などで話すような仲である。

そんな彼には、夢があるという。いつもはやりたいことがない、風になりたいなどと

ほざいている彼がそんなことを言うのは珍しかった。だから私は彼の話を真剣に聞いてみた。彼の夢というのは、深夜に唐揚げとコーラだけ持って徘徊したいとのことであった。

 

何を言っているのだろうか、この男は?と一瞬思ったが、まあ、こいつだからなと思うことで切り抜けた。そういう疑問の後に、わたしの胸には深い共感の心がわいていた。

「いいなそれ、応援するし俺もやりたい。」こうして、私と彼の間に

深夜唐揚げコーラ同盟が結ばれた。最高だ。